ビリーブ〜未来への大逆転

お遍路ハウス33コンシェルジュさくらです。

クリスマスローズが桜の開花前に満開です。

 

映画の優待券を使うために都合の良い時間に上映している映画は〜?と検索して初めて知った映画

<ビリーブ〜未来への大逆転>

 

これがまあ魅力的な作品で#Me Tooに共鳴している私のような女性たちにオススメしたい映画でした。

1950年代にハーバードロー・スクールに入学した女性主人公の完全実話。冒頭から500人の男性入学者に対してたった9人の女性入学者の肩身の狭い居心地悪い場面描写です。

教授主催の食事会での女性に対する質問、

『男性の席を奪ってまで手に入れた入学の動機は何なのか?』

失礼千万な言葉ですが、

東京医大の男性合格者には下駄を履かせてまで合格させたい現在の日本の状況とあい通づるメンタリティ‥‥半世紀前のアメリカと今の日本が似ているところに気づきます。

(最近不正入試で元受験生33人が提訴しましたね👏)

主人公は首席で卒業しても女性だから弁護士事務所には就職かなわず大学教授になって男女平等の講義に力を入れます。70年代に絶対負けると言われた訴訟に打って出て不平等な法を弁護士の夫と共に法廷で世に問います。

夫がまた素晴らしくて観ていて気持ちが良いのです。実話なので理想の夫婦アリなんだなあ〜との愛を感じる作品でもあります。

見終わって検索したところ、主人公は今も現役85歳の米最高裁判事の一人、もちろん最高齢。RGB(ルース・ベイダー・ギンズバーグ)とイニシャルだけでJFKのように表記されるアイコン的存在とのこと。

彼女を題材にした子供用の絵本やグッズも大人気だそう。彼女のドキュメンタリー映画も大評判だそうで観てみたいものです。

 

映画がヒットしてRGBが日本でも知られるようになればと願います。