4月 認知症カフェ

お遍路ハウス33の前庭も賑やかになってきました。

庭仕事優先のうちに4月の認知症カフェブログも後回しでしたが、無事に今月も第2水曜日午後にお遍路ハウス33にて認知症カフェは開催されました。

今月は”ためになるお話2つ”でした。

前半は南警察署の高齢者運転アドバイザーからの交通安全&詐欺にご注意のお話でした。昨春もお話してくださったのですが1年経てばバージョンアップ!

 

現時点までの交通事故での県内死亡者数8人の内65歳以上は7人だとのこと。運転免許証返納して運転経歴証明書に変更するとタクシー料金10パーセント引きに利用できるそうです。後押しになりませんか?

定番の”ヤクルト腸トレ体操”とティータイム(今年も光の村の桜餅)を挟んで後半は地元長浜の老健施設の方のお話でした。

 

お遍路ハウス33では、ほぼ毎週水曜日午後<オープンハウス>と銘打って認知症カフェ参加者の方々やわたくしお遍路ハウス33の”自称コンシェルジュさくら”の個人的な知り合い女性たちが集う時間を設けています。新聞バッグや便利小物を一緒に作ったり、温熱療法テルミーやタクティールケア(スウェーデン発祥のケア、スウェーデンのシルビア王妃がご自分の認知症になられたお母様のケアの経緯でうみだされた認知症などに効果的な手当療法。日本でもスウェーデン大使館が広報指導しています。)をお試しで提供しています。

そこでの会話の中で認知症カフェ参加者たちの

『もっと地元の施設について知りたい』

『いずれ入居する日がくるやらしれん』

『いくらぐらいかかるがやろう』

『具体的に知りたい』

などの希望が判明したのでその旨主催プランナーに伝えたところ、早速新年度早々のテーマとして取り上げてくださったようでした。

今回のいわゆる”ろうけん施設”は地元の<優>、長浜病院系列の通所リハビリテーションと入所、ショートステイも可能である”病院と家庭との中間施設”というものだそうです。参加者の皆さんはどこにある施設なのかももちろんご存知ですが、施設サービスについての具体的なお話は今後の未来ビジョンのお役に立つものであれば幸いです。

わが認知症カフェ<さくらカフェ>は長浜地域の居宅支援事業所7〜8箇所が持ち回りでサポートしてくださっています。それぞれの事業所の広報活動も参加者の方々には具体的な情報としてありがたいものではないでしょうか?

認知症カフェという名前は徐々に広く認識されつつありますが、予約不要の月1開催はある意味自主的な参加の意思を要します。実際毎月のように足を運ばれる方々は、

<認知症にならないように気をつけて積極的に暮らしている方>

のようにお見受けします。

オープンハウスでの年代を超えた女性どうしの会話の面白さには味わいと気づきがあります。

お遍路ハウス33での出会いがどのような展開に導かれてゆくのか楽しみな春です。

来月5月9日水曜日のさくらカフェは昨年度大人気だった

<音楽療法>

です。

マイクロバスにて香美市社会福祉協議会より見学の方々がいらっしゃる予定です。賑やかな認知症カフェになりそうですね。

春爛漫のお遍路ハウス33にてお待ちしています。