お遍路ハウス33コンシェルジュさくらです。
2018年2月、厳冬のロシア〜サンクトペテルブルグ5泊の個人旅行を50代夫婦で体験してきました。 海外旅行は今までほぼ個人旅行で楽しんできました。けれども今回のロシアについてはビザの手続きもあり、ちょっとハードルが高いと感じました。また季節的にも南国高知からは想像もできない厳冬期(・_・;不安が募りました。しかし行って見ればとても魅力的な観光地であり、多分普通の日本人には未知の国”ロシア”が少し身近に感じられるようになりました。 今まで私たち夫婦の旅計画はほぼネット情報、特に個人の旅ブログを参考にして組み立てて来ましたので、この度はお遍路ハウス33のHPのblogを活用して自分たちのささやかなロシア体験を綴ってみようと思います。W杯がロシアで開催される2018年、誰かの旅のお役に立てれば幸いです。
ロシア個人旅行にはビザが必要です。JALで航空券を予約したもののビザ取得代行はしてくれないようでJTBとHISに問い合わせましたが航空券を購入していないので無理、結局ネットで代行業者を検索しました。<ロシアビザセンター>の評価を個人ブログでも検索してみて良さそうだと思って選びました。パスポートを東京までゆうパックで送ることはハードル高い行為でしたが、パスポート受け取りや、ビザ取得の予定日数についても常に報告があり安心でした。ロシア入国ビザはパスポートに印刷されて戻ってきましたが、ビザ申請受け取りまで3週間ほど要しましたので申請業者を利用するなら時間的に余裕が必要ですね。2人で14000円ほどの料金でした。
出発は成田よりJALでした。高知からなので成田前泊です。スーツケースは成田で受け取りにして羽田からのリムジンバスもネットで予約済み。羽田着が最終便なのでリムジンバス乗り継ぎを身軽にとの思いです。成田って本当に不便でなので好きじゃありませんが、JALマイルを貯めてるのでJAL便に絞るといつも成田(-_-)、仕方ありません。マイルでアップグレートして旅するのがマストなのです。道中も快適さがマストです。40代から決意しました。自分に優しくが基本です。
前泊の成田東武ホテルエアポートはまあ普通のビジネスホテル。団体中国人客等多く、時間帯ではフロントで時間かかりそうでしたが空港には近いので便利です。
2月なので空港も混み合うことはなくスムーズに出国、モスクワまでは9時間15分の旅です。昔好きだった金城武の台湾コメディーを楽しんで就寝。
モスクワ入国審査では白い紙をパスポートに挟んで渡されます。出国するまでこの紙を失くさないよう注意が必要だとこれも個人ブログの情報から得ていたので気をつけました。
いよいよ厳冬のモスクワ!外は空港凍ってます。
サンクトペテルブルグへの国内便への乗り継ぎはちょっと迷いました。結局到着と同じ1階フロアで発見したものの。荷物用ベルトコンベアーが止まってるらしく手続きが進まず、向かい合うカウンターのロシア人女性と私たちは無言で向き合うだけの時間が過ぎてゆきました。日本ならここはにこやかに『大変申し訳ございません〜』等お待たせするお詫びの場面よねと思いつつも、乗り継ぎ時間は余裕なのでじっと待ちました。工具を持ったおじさんが作業してベルトが動き始めましたが皆たいして喜ぶでもなく事務作業再開って感じでした。
空港のカフェの感じが『なんかかわいい♡』と最初に歩いて感じました。でも表記がロシア語のせいか一歩を踏み出せず入れずじまい。
国内線緑の機体のS7で出された黒パンサンドイッチが美味でした。
以前パリからニースに行く時の機内パンも美味しくて『パンの国は機内食のパンも美味しいのか』と感じたことを思い出しました。
1時間半くらいでサンクトペテルブルクに到着。外はもう夜です。今回5泊するケンピンスキーホテルに迎えの車を頼んでおきました。こういう贅沢は初めてです。初パリでは白タクに乗ってしまった経験もあり(-_-)、不案内な国に夜到着なので手配しておきました。ちょっとセレブ気分で迎えの大きなロシア人男性について行くと、雪が舞う駐車場までついて来いのゼスチャーで歩かされて???屋根の下で待っててくれじゃないわけ?と思いつつも大雪じゃないからいいやと駐車場をついて歩きました。まあ車はセレブ感あふれるBMWでホッとしました(笑)。
ホテルまでは40分ほど、一面雪景色です。
旅の第一観光目的地エルミタージュ美術館に歩いてすぐという立地が決めてのケンピンスキーホテルは当たり!でした。入ってすぐ可愛いロビーに魅了されました。フロントもロシア美人が4人並んでお迎え。夫は嬉しくも緊張したことでしょう。現地ではベスト5に入るレベルとの認識でしたが、5泊滞在してみて満足感の高い滞在でした。
土曜日夜高知を出発して丸一日かけての(6時間ロシアがマイナス)サンクトペテルブルク到着でした。