お遍路ハウス33

梼原の引き寄せ力〜series of architecture in Yusuhara

2019年7月18日(木)

お遍路ハウス33コンシェルジュさくらです。

長引く梅雨空に太陽が恋しくなります。

高知市南部の女性専用ゲストハウス、最寄りの観光地は桂浜と33番札所雪蹊寺、定員4名、一泊4500円(お遍路さんは3300円)。ホテルサイトに載せずにHPとAirbnbの民泊サイトだけで公開しているので予約はほぼエアビーから。HPからの問い合わせにはこちらがびっくりしてしまいます(笑)。

高知もインバウンドの時代なのか近頃は外国人ゲストが増えている気がします。そんな中でも若い中国人母娘から初めての日本の宿泊先だとの予約は意外でした。

日本在住の外国人や日本は◯回目というような旅慣れたゲストにはお遍路ハウス33もありかなとは思いますが‥‥

英語メールでのやり取りはスムーズでとてもフレンドリー。会って尋ねてみたら香港の隣の深圳からとのこと。確か中国の経済特区で大都市。到着後は二人で自転車で夕日を見に出かけたり仲良し母娘な印象。何か質問はないかとチャックイン後に尋ねると

”梼原への行き方を教えて欲しい”

と言う。連休なので宿も取れずに日帰りで行く予定だそう。聞かれても梼原には車でしか行ったことがないので私も行き方がわからない(・・?)。彼女がsusakiというので”須崎からバス?”と思いついて検索。”JR須崎駅で乗り換え?”と時刻表で探すうちにどうやら高知駅から梼原までバスがあることを発見。須崎駅でバスを乗り換えて片道2時間半弱で着けそう”との情報を伝えて時刻表をコピペして何とかコンシェルジュの役割を果たしました(⌒-⌒; )。ついでに高知市と県の観光英語サイトもコピペ。

翌日早朝チェックアウトの連絡をもらって、

”ちゃんと梼原行けたかしら?そもそも梼原行きの目的は何だろう?”

との思いが湧いてきました。

”隈研吾さんの図書館じゃないかしら?”

と思いついてレヴュー交換で確かめるとやはり隈さんの建築物でした。高校の建築専攻コースの題材が梼原の建築物だったとのこと。訪ねることができて夢が叶ったと喜びの返事がきました♡。

梼原の引き寄せ力ってすごい!

わざわざ外国から若い人が訪ねたいと目的地に設定するほど魅力のある隈研吾さんの建築物をいくつも建てた梼原のヴィジョンって素晴らしいわと感心しつつ、高知県人として勝手に誇らしく思ってしまいました。

インスタ映えの時代、遠くてもわざわざ訪ねたい魅力ある場所には若い人が訪れます。

ゲストの日本人女子たちに”高知のどこへ行ってきたの?”と尋ねたら、”にこぶち”と返事が返ってくるご時世。インスタで話題になってここ数年一気にブレイクした仁淀川町山奥の滝。ほとんどの高知県民は知らなかった場所を彼女たちは目指します。

高知県の土地の84パーセントが山、森林率第一位県にふさわしい町なんですね、梼原町。

外国人個人旅行者の旅しやすい情報環境が高知県に整うことを願います。