お遍路ハウス33には2台自転車があります。一台はお義母さんの足だった古いもの。もう一台は友人からの頂き物。そして3台目がやってきました!それもピカピカ新品。雨の日が続いた10月半ばに滞在していたカナダ人ゲストAnneの置き土産です。
京都を観光してから尾道で自転車を購入、しまなみ海道を渡って四国入り。愛媛の国体開催で宿が取れず高知に来たとのこと。道中お寺回りを楽しんできたと語るアクティブなAnneはシングルで多分オーバ−60のフレンドリーな女性でした。 リタイアするまで大使館にお勤め(と聞こえたような英語力の私(_ _)、色々な国に住まれていたそうで、京都で購入したという麻の作務衣(男性用)を部屋着にしていた彼女と翻訳アプリでお喋りしつつ、彼女の高知〜大阪の高速バス予約をして、翌日はりまや橋まで見送りました。 お遍路ハウス33には2泊の予定での滞在でしたが、天候のせいもあったのでしょうけれど随分気に入ってくださり二泊延泊。。雨の日にはピアノでサティやドビュッシーを弾けてよかったとの感想がシックで印象的。自由で個性的なシニアの旅スタイルにはインスパイアされました。
昨日11月4日の満月には、東京から一人旅中のゲストが桂浜で観月するのだと言ってAnneの自転車に乗って出かけました。
”Anneの自転車”はお遍路ハウス33で活躍してくれることでしょう。