明けましておめでとうございます。
2018年、お遍路ハウス33は2日間にわたるTFG(トランスフォーメーションゲーム)なる不思議な大人のボードゲームのワークショップからスタートしました。
ゲームの開催場所として打診された時、<トランスフォーメーション=変容>とは<ゴミ屋敷→ゲストハウス>である我がお遍路ハウス33のあり方にぴったりなこと!とすぐにOKしました。
スコットランドにあるスピリチュアルな成り立ちで知る人ぞ知る共同体、フィンドホーン(https://www.findhorn.org/japanese/the-findhorn-foundation/)発祥のTFGとは、今歩んでいる人生を理解し、自己認識を深め、自己愛を育み、優雅に楽しみながら変化を受け入れていくことを助けるツールだそうですが、体験するまで私の頭の中は???でした。けれどもフィンドフォーンの創始者アイリーンキャディの自伝『フィンドホーンの花』は私にとってはとても感動した本でしたので、神戸のガイア・ライフアートスペースほしのしずく(http://stellagutta.web.fc2.com)からファシリテーターをお迎えしてのワークショップには未知なる体験への期待が高まっていました。
ゲーム前には30字程度でのゲームの目的『私は〜を意図します』を文章化することがマストです。目的を叶えるためにサイコロを振り、カードを引いてファシリテーターの指示に従ってカードに書いてある言葉に対して『あなたにとってそれは何か?』『どう感じるか?』等々個人的な体験もシェアしながら自分の人生を語ってゆくのです。
ゲームのルールは複雑に感じましたがファシリテーターの導きがあるので問題なく楽しめます。初体験の個人的感想としては、
『確かに自分の人生を映し出してくれるゲーム』
というものです。
正直に自分の感情を表現せずには進めない展開はなんだかカウンセリングのようでした。個人的な表現が同時にグループの気づきにもなる共時性体験も伴います。ファシリテーターの導きで思いもよらない過去の出来事の意味づけや手放しができたり、新たな気持ちや意思が生まれてきます。潜在意識に沈み込んでいた過去の出来事が言語化されて新たな洞察に至る流れは確かに大人のゲームと言えますね。今回は参加者3名でのゲームでトータル12時間はボードの前に座っていましたが、長すぎるとか疲れたという思いは全くありませんでした。何とも密度の濃いスピリチュアルな体験だというのが感想です。
今話題の100万部ベストセラー『君たちはどう生きるか』のように、自分と言う存在を深く”潜在意識まで”掘り起こして『どう生きるか?』ハートの声を聞いてみる体験はいかがでしょうか?
お遍路ハウス33ではリクエストがあればワークショップをアレンジしたいと思います。