1年前の今頃はゴミ屋敷の改築を終えてホッと一息。そんな時目に留まったのが高知新聞の<行ってみたい認知症カフェ体験レポート>記事でした。
『お遍路ハウス33で認知症カフェできそうだけど( ´ ▽ ` )ノ』
ケアマネさんにそう伝えると、あっという間に高知市高齢者支援センターはじめ、地元の介護事業所の協力で11月から<さくらカフェ>がスタートすることになったのです。毎回20人前後もの近辺の方々が参加してくださる月に一度第二水曜日開催の認知症カフェはこの9月で11回目を迎えました。
実はひっそりと始めた女性専用ゲストハウスでもある”お遍路ハウス33”のキッチンに、生ゴミ水切り用にと以前の認知症カフェで作った新聞ボックスを置いていたところ、美術館でのパフォーマンスの為に来高していたベルギーからのゲストお二人から作り方を教えて欲しいと頼まれました。ストックしていた新聞スリッパもプレゼントしたところ大喜び。
”軽くて荷物にならない実用的な新聞折り紙は大変喜ばれるギフトアイテム!”
なのだと気付きました。それなら新聞バッグなど色々と常時キープしておきたいものだと思い立ち、不器用な自分でもちゃんと折れるようになりたいと考えていたところ、今月の認知症カフェレクチャーは常連さんが講師となっての”実用折り紙”!。チラシを使ってのメモ帳(認知症には必須アイテムのメモ帳です!)と楊枝カバー製作でした。講師のご近所さんにお願いしたところ、眠れない時に折り続けているくらいなので(^_^;)いつでもレクチャーオッケーとのことで早速願いが叶うことになりました。
どなたか一緒に新聞折り紙身につけたい方いませんか?
義母の認知症が始まりの認知症カフェへの場所提供でしたが、昨年末には実母もアルツハイマーとの診断を下されて(°_°)今や二人の母親も参加させているほど認知症には深い縁ある娘の私。今の気持ちを一言で表現するならば、
<助けたようで助けられている>
これが実感です。
”お大師様のお導き”という言葉が自然に浮かんできます。